【西国七福神巡り・後半】萩の寺・西江寺・瀧安寺を巡って箕面大滝へ|天然石と歩く開運参拝コース
前回の記事では、阪急沿線「西国七福神めぐり」の前半として、清荒神清澄寺・中山寺・呉服神社・円満寺を巡りました。
撮影をしながら、天然石と寺社のご縁を感じつつゆっくり歩いていると、さすがに一日ですべて巡るのは難しく、残り3ヶ所は別の日に参拝することに。
後半は十三駅からスタート。
スタート:阪急「十三駅」
立ち寄り順:① 東光院 萩の寺(毘沙門天) > ② 西江寺(大黒天) > ③ 瀧安寺(弁財天) > ④ 箕面大滝
今回持参した天然石:ラブラドライト・シトリン・アクアマリン
まず豊中の「萩の寺」へ向かい、その後は箕面へ移動して西江寺、瀧安寺を参拝。
せっかく箕面まで来たので、最後はそのまま滝道を歩いて箕面大滝まで散策してきました。
前半が「街の中に点在する七福神を電車で巡る旅」だったとすれば、後半は徐々に街から山へ入り、最後は水と緑の中で終わるコース。
天然石を持って歩く今回の七福神巡りには、とてもよく合う締めくくりになりました。
【静かな強さと勝負運】東光院 萩の寺(毘沙門天)
十三駅から阪急宝塚線に乗り、まず向かったのが豊中市にある「東光院 萩の寺」。

その名の通り萩の名所として知られるお寺で、約1300年にわたり萩の花が受け継がれてきたとされる歴史ある寺院です。
阪急沿線「西国七福神めぐり」では、ここが毘沙門天をお祀りする札所となっています。
「萩の寺」という優しい名前から、華やかな花のお寺を想像していましたが、実際に境内へ入ってみると、それだけではありません。
静けさの中にどこか芯の通った空気があり、ただ癒やされるというよりも、自分自身を落ち着かせて前を向かせてくれるような雰囲気を感じます。
西国七福神:毘沙門天(びしゃもんてん)
毘沙門天は七福神の中で唯一、甲冑を身につけた武神。
古くから仏法を守護する神として信仰され、邪気を払い、勇気や勝負運、開運を授ける存在として親しまれてきました。
仕事や人生で「ここからもう一歩進みたい」という時にも、心強い七福神です。
開運・パワースポットとしてのポイント
ご縁:開運招福、厄除け、勝負運、勇気、心願成就
そして今回、萩の寺にはラブラドライトを持参しました。

ラブラドライトは、見る角度や光によって青や緑、黄色などの神秘的な輝きが浮かぶ天然石。
一見すると落ち着いた灰色の石なのに、光が差した瞬間、内側から全く違う表情が現れます。
石言葉では「直感」「潜在能力」「変化」などと結びつけられることが多い石です。
毘沙門天のような力強い守護の存在と合わせてみると、
「外から力を与えてもらう」というより、
自分の内側にある力に気づき、それを引き出して前へ進む
そんな組み合わせに感じました。
境内の落ち着いた空気の中でラブラドライトを見ると、派手な色ではないのに、不思議なくらい存在感があります。
これから何かを始めたい時や、迷いながらも自分の感覚を信じて進みたい時に持って参拝してみたい石です。
【財福と良縁を結ぶ】聖天宮 西江寺(大黒天)
萩の寺を参拝した後は阪急電車で箕面方面へ。
ここから七福神巡りの雰囲気も少し変わります。
箕面駅から歩いて向かったのが「聖天宮 西江寺(さいこうじ)」です。

西江寺は、修験道の開祖として知られる役行者によって658年に建立されたと伝えられる歴史ある寺院。
大聖歓喜天の霊場として知られ、境内には十一面観音菩薩や、西国七福神の一尊である大黒天もお祀りされています。
また、大聖歓喜天は日本では金銀融通や縁結び、夫婦和合などの信仰とも結びついてきました。
境内へ入ると、箕面駅周辺の観光地的な雰囲気から少し離れ、一気に静かな祈りの空間へ入ったような感覚があります。

西国七福神:大黒天(だいこくてん)
大きな袋と打ち出の小槌を持つ姿でおなじみの大黒天。
五穀豊穣や財福、商売繁盛など、暮らしの「豊かさ」と深く結びついた七福神です。
西江寺に伝わる大黒天は室町時代中期の作とされ、一般的な座像ではなく、立った姿をした珍しい大黒天像と伝えられています。
開運・パワースポットとしてのポイント
ご縁:商売繁盛、財運、福徳、良縁、夫婦円満
今回、西江寺に持参した天然石はシトリン。

黄色から黄金色に輝くシトリンは、石言葉では「繁栄」「成功」「希望」などと結びつけられ、金運や商売運を願う石としてもよく知られています。
大黒天をお祀りする西江寺に持って行くなら、この石はかなり相性が良いのではないかと思って選びました。
実際に境内でシトリンを見ると、明るい黄金色が大黒天の「豊かさ」のイメージとよく重なります。
ただ、お金だけをお願いするというより、
仕事を続けられていること、人とのご縁があること、その先に結果として豊かさが生まれること。
そんなことを改めて考えさせられる参拝になりました。
商売をしている人なら、売上だけではなく「よい仕事や人とのご縁が長く続きますように」と願って参拝するのも良さそうです。
【水・芸事・財運の女神】箕面山 瀧安寺(弁財天)
西江寺を参拝した後は、箕面の滝道へ。
箕面川の流れを横に見ながら緑の中を歩いていくと現れるのが「箕面山 瀧安寺(りゅうあんじ)」です。

瀧安寺は658年に役行者によって開かれたとされる修験道の寺院。
本堂には弁財天がお祀りされ、阪急沿線「西国七福神めぐり」では弁財天の札所となっています。
瀧安寺の公式案内では、弁財天は芸能や財運に功徳があるとされ、日本最古の弁財天として紹介されています。
さらに瀧安寺は、約400年前に「箕面の富くじ」が行われたことから、宝くじ発祥の地としても知られる面白い歴史を持っています。
西国七福神:弁財天(べんざいてん)
七福神の中で唯一の女神である弁財天。
もともとは水と深い関わりを持つ神様で、日本では音楽や芸能、知恵、財福など幅広いご利益を授ける神として信仰されてきました。
そして瀧安寺の先にあるのは「箕面大滝」。
水の神様である弁財天を参拝し、そのまま滝へ向かうという流れ自体が、この七福神巡りの最後にとても似合っています。
開運・パワースポットとしてのポイント
ご縁:財運、芸事上達、知恵、福徳、水の守護
瀧安寺にはアクアマリンを持参しました。

透明感のある水色が美しいアクアマリンは、その名の通り海を思わせる天然石。
石言葉では「幸福」「聡明」「円満」などと結びつけられ、水にまつわる石として古くから親しまれてきました。
今回持ってきた3種類の天然石の中でも、場所とのイメージが最も分かりやすく重なったのが、このアクアマリンでした。
弁財天。
箕面川。
そして、この先にある箕面大滝。
水の流れの中にアクアマリンの淡い青色を置いてみると、自然の中に石が溶け込んでしまいそうなくらい馴染みます。
水は同じ場所に留まらず、絶えず流れていくもの。
アクアマリンを手にしていると、
不要なものを流し、新しい流れを迎える。
そんなイメージが浮かんできます。
七福神巡りの最後は箕面大滝へ
瀧安寺で七福神の参拝を終えましたが、この日はそのまま帰らず、滝道をさらに歩いて箕面大滝へ向かいました。

箕面大滝は「日本の滝百選」にも選ばれている、落差33mの大滝。
箕面駅からは滝道を歩いて約2.7km。
川のせせらぎを聞きながら歩くので、単なる移動というより、この道そのものが散策スポットになっています。
初夏の6月に行ったのですが、以前のルートが工事中で少しルートが変更になっており、結構山道を歩きます。
30分程度は歩くのですが、途中にある数少ない自販機が潰れていたりしたので、熱中症など注意してください。
自販機壊れてたので大滝の前に1件だけあるお店に大行列を並んで水分補給するはめになりました。
七福神の最後が弁財天だったこともあり、水の流れをたどって滝まで歩く今回のコースは、不思議なくらい綺麗につながりました。
萩の寺ではラブラドライト。
西江寺ではシトリン。
瀧安寺ではアクアマリン。
「直感と変化」「繁栄と成功」「水と幸福」。
それぞれ異なる意味を持つ天然石を持って巡りましたが、最後に大きな滝を眺めていると、一日の流れすべてがここへ集まってきたようにも感じます。
箕面大滝の前では、何かをお願いするというより、ただ水が落ちる音を聞きながらぼーっとしていました。
寺社を巡る楽しみは、ご利益をお願いすることだけではありません。
そこへ向かう道を歩いたり、普段とは違う景色を見たり、一度立ち止まって自分のことを考えたりする時間も含めて「参拝」なのかもしれません。
前半・後半に分けて巡って正解でした
これで阪急沿線「西国七福神めぐり」は終了。
最初は一日で全部回れるだろうと思っていましたが、写真を撮り、境内を歩き、天然石との組み合わせを楽しみながら参拝するなら、やはり2回に分けて正解だったと思います。
特に後半は、
萩の寺 → 西江寺 → 瀧安寺 → 箕面大滝
と進むにつれて、街中から少しずつ自然の中へ入っていくのが面白いコースでした。
電車に乗って御朱印だけを集めて回るのも七福神巡りの楽しみ方ですが、私はこれからも、その寺社が持つ歴史やご縁を調べ、それに合わせた天然石をひとつ持って歩いてみようと思います。
科学的に「天然石が寺社の力を蓄える」と証明されているわけではありません。
それでも、
「今日は商売繁盛を願ってシトリンを持って行こう」
「水の神様だからアクアマリンにしよう」
と考えながら石を選ぶだけで、いつもの寺社巡りにひとつ物語が加わります。
天然石好きの方なら、ぜひ自分の好きな石をひとつポケットに入れて、七福神巡りを楽しんでみてください。
前半の清荒神・中山寺・呉服神社・円満寺と合わせて、私の西国七福神巡りはこれで満願。
最後を箕面大滝で締めくくる、とても気持ちのいい一日になりました。

電車移動で楽に回れるのがいいところ。
十三駅から半日で行ける気軽なパワースポット散策です。